今回は初めて断食祈り会に参加した時の話と、
その時に体験した聖霊様に満たされる恵みについてお話しようと思います。
初めての断食
僕が通っている教会では、
毎年の年末年始にわたって3泊4日8食の断食祈り会をしていました。
(現在は年末に2泊3日4食になっています)
断食なんて遠い国のお話だと思っていましたが、
当時の僕は神様の恵みを知ったばかりで、喜びに満ち溢れていたので、
迷うことなく参加することにしました。
とは言っても、初めての断食。
しかも8食なので不安はありました。
お腹すいた
断食中は水を飲んでもよかったので、
いつになく、たくさん飲むことになりました。
あと、飴なら舐めても大丈夫でしたが、
舐めると負けた気がしたので、舐めませんでした。
(僕は何と戦っているのでしょうか??)
断食祈り会では、祈り会だけに留まらず、
聖書勉強や分かち合いの時間もありました。
最初はみんな楽しく元気に分かち合いをしていましたが、
日を追う毎に、大人しくになっていったことを覚えています。
しかも、自主制作のショートドラマがあり、
わざとらしく食事のシーンがふんだんに盛り込まれており、
心をざわつかせられました💦
あまりにもお腹がすいたので、
教会の本棚に置いてあった料理本を眺めたりしました。
断食が終わったら、何を食べようかな~
その本を見たら余計にお腹すくからやめてくれ~
なんてことを言われましたけど(笑)
心と身体のデトックス
断食にはデトックス効果があると言われています。
実際水しか飲んでいなかったため、
身体から老廃物が出ていっている気がしました。
そして、食べることもそうですが、
普段当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではないことに気づき、
悔い改めと感謝ができるようになり、心のデトックスも体験しました。
いろんな意味で心と身体がすっきりしていく感じでした。
聖霊様の力?
それでも断食していく中で、徐々に力が抜けていき、
フラフラしていく感じがしました。
周りの兄弟姉妹もそんな感じでした。
一方、僕はというと、ものすごく元気でした。
確かに身体は力が抜けてフラフラでしたが、
聖書勉強で神様のことをもっと知ることができたこと、
悔い改めや感謝などを通して、自分に与えられている恵みに気づいたこと、
さらには、
自分が弱っているにもかかわらず、ここまで元気でいられるのは、
僕の中におられる聖霊様によって力づけられているからだと思ったからです。
どうしてそう思えたのでしょうか。
僕は子供の頃から身体が弱くて、体力もなくて、
すぐに風邪を引いたりするタイプでした。
だから、自分だけの力ではこんなに元気でいられるわけがないと、
自分が一番よく分かっていたからです。
貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。
満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、
いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。
わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。
(フィリピ 4章12~13節)
どんな状況でも、共にいてくださる方によって、
僕は生きていくことができるんだと思いました。
その恵みを知った僕は、ますます元気になって、
初めての断食祈り会は恵みの中で終わりました。
余談ですが、
断食後に食べた「お粥」は最高に美味しかったです。